亡き親友に捧ぐ | R-YOGA ブログ

亡き親友に捧ぐ

10月は私にとって特別な月。
10月は亡き父と親友の誕生月。
10月5日はは8年前に亡くなった親友の誕生日。


誕生日を病室で迎えてすぐに、彼女は亡くなった。

親友とは産業カウンセラーの仲間だった。
二人で「マインズ・アイ」という名前で
月に一回ワークショップを行っていた。

 

彼女の父親は酒乱で、幼い頃に亡くなってしまった。
彼女の母親は娘二人を会社の経営をしながら
育て上げた。

 

彼女は、私は可愛そうな子なんだ。
母親には絶対迷惑をかけてはいけない、と
いい子であり続けた。

 

そして大人になり、生きづらさを感じ、
自分探しが始まり、
その道の途中で私と出会った。

 

私達は毎週のようにデニーズで語り合った。
珈琲を何杯もお代わりしながら。
どこに遊びに行くわけでもない
ショッピングをするわけでもない
私達の一番の楽しい時間だった。

 

そして二人の気づきをシェアして、
それをワークにしていった。
アーティストだった彼女の創造力は本当に素晴らしかった。

 

ワークも乗ってきた頃、
彼女が末期のがんになった。
最後はホスピスで
私達は10年間の探究を振り返った。

「ありのままの自分を受け入れること」
それが一番だと分かりながら、どうしても出来なかった。
自分を許す、という最後の壁を打ち破れなかった。
私達の探究は行き詰まってしまっていたのだ。

 

ワークショップが開催出来なくなって12年になる。
今なら分かる。
ありのままの自分とは一体なんなのか、
それをどう実感したらいいのかも。

 

自分がいつまで生きられるかなど分からない。
彼女は、闘病中、もしあと5年生きられるなら
木と花に囲まれたサロンでワークしたり語り合ったりできる
癒やしの場所を作りたい。
そして、そこにはりえちゃんがいてくれたらいいなあ、
と話してくれていた。

 

彼女の夢を今でも私は背負っている。
彼女は素晴らしいアーティストであり、
メッセンジャーだった。

私のことを無条件で肯定してくれていた。
りえちゃんは、そのままでいいんだよ、と。
自信を持ってやったらいいんだよ、と。

 

あの10年が今の私と繋がっている。
彼女がいなくなって私の心にぽっかりと穴が空いた。
今こうして、活動できていることが
本当に幸せで、感謝しかない。


諦めかけた夢を、探究を、もう一度人生の中心に置いている。

いまでも、その彼女からの優しい風を感じている。
心からの応援を、変わらぬ友情を届けてくれている。

 

私は、これから
「透明な風のメッセンジャー」というアイデンティティのもと
活動していくことに決めた。

 

透明な風はどこから吹いているのか
それは彼女がいる場所
彼岸であり、私達が元々いる場所。

 

彼女とともに、これからも。

写真は彼女の作品「BELIEVE」

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